コラム

プロファイル研磨とは

研磨とは個体の表面をそれよりも硬い個体表面や角を利用してこすることによりその表面をより滑らかにする作業を言い、これにより金属を始めガラス、プラスチック、ゴム、石材、セラミックなど多様に渡る工作物の表面加工ができるようになります。

プロファイル研磨とは一言でいうと非常に小さい特殊な形状をした先端を駆使した機器で自在に加工を行っていくことを指し、その形状は何種類にも及びますので多種に渡り高精度な特殊加工が可能となります。

ではどのようなものに向いているかと言えば精密な金型及びR形状を夕した部品や試験片の加工となり、その加工方法はプロファイル(目標形状)の投影図面にワークを光学的に重ね合わせます、次に細かい砥石で倣いながら研磨していく加工法となり金型切刀の寿命を長くする効果も期待できるもので、その理由として金型切刀面をより滑らかにすることでプレス加工時に発生する粉や焼き付きを抑えることができるので、その結果プレス品の品質向上に繋がり寿命が延びるということになります。

またVフェイス、平型、細幅など多種に渡る形状の砥石を使用してワークを20倍、または50倍に拡大してスクリーン上に映し出し状況を確認しながら作業できる上、打抜き油レスのプレス加工が可能なためにフロン等による洗浄工程も省くことができるメリットがあります。

このようにプロファイル研磨とは1mm角以下の砥石の先端形状が小さく、微細で複雑な形状をコンピュータ制御のもと寸法的にはミクロン単位の精度品の加工やコーナー部は最少0.07まで、また面粗度も1S以下の高精度な加工をすることができる研磨と言え、例えば外径Φ90ミリ×厚み5ミリ、中央にΦ7の軸付の形状の場合、外径部の真円度、円筒度、同軸度が0.05以内、厚み部の直角度、平面度、平行度が0.005以内という高精度品の加工が実現できるものでどのような分野で利用されるかといえば金型、治工具、部品加工・テスト段階の鋼材の試験片など多種多様に及びます。