樹脂・プラスチック試験
着色プラスチック材料のガラスを透過した日光に対する色堅ろう試験方法とは

この規格は耐候性暴露架台(アンダーグラス方法:JIS　Z 2381)と樹脂・プラスチック試験片・テストパネルを使用して仮想の屋内を製作し屋内用の着色した樹脂・プラスチックが窓ガラスを通り抜けた日光を浴びどの位変色するか、どの位の熱に耐えられるか、どの位丈夫かをしらべる試験方法です。
しかしながら、自発光塗料を含有している材料の樹脂・プラスチック試験片・テストパネルは使用していません。試験方法は大気暴露による樹脂・プラスチック試験片テストパネルの変退色をブルースケールや測色計で計りその色堅ろう度を試験します。

試験方法は三種類とも五種類とも言われ、多く使われているのが

• A法 ブルースケールを使用し色堅ろう度を計測する方法
• B-1法 決められた期間耐候性暴露試験した後の変退色をブルースケールか測色計で計算した色の違いで色堅ろう度を求める方法
• B-2法 定めた変退色になるまでの耐候性暴露試験に期間で色堅ろう度を測る方法

耐候性暴露試験の条件は、日の出３０分後～日の入３０分前までの間(年間日照時間が2000時間以上、全天日射量が4200M/Jm2)日光が直射され、地域の気候の特徴的な場所であり、人や建物の妨害を受けない事です。
なおアンダーグラス耐候性暴露試架台は日光の反射やホコリが立たないよう、手を加えた方が良いです。

試験片の寸法は 厚さがそのままで60x60mm以上。成形材の場合は要相談になります。
ブルースケールを使用している場合の試験片の幅は10mm以上で可能です。

樹脂プラスチック試験片・テストパネル、耐候性暴露架台、アンダーグラス暴露架台のお問い合わせは是非弊社までご連絡下さい。